順調と思われた高専祭だが、パンフレットの冒頭の挨拶に再び、マンネリ、ワンパターン、今まで避けられていた全員参加等のネガティブなフレーズが現れた。
そこでメインテーマを復活させ「All for one,onefor all」と決め、全員参加を呼びかけ、仲間と協力し合うことの重要さを協調した。
そして新たな試みとして、イベントが大幅に増えた。オープニングセレモニー、炎の五番勝負、スタンプラリー、WANTED、チャリティーオークション、エンディングセレモニー、花火がそうである。これらのおがげで高専祭のバラエティーが増大し、外来客も増加した。
当時の執行部長は、この第31回高専祭は2004年、第40回高専祭に向けて、大躍進の一歩だと言った。この企画が、こういった過去からの忘れられたメッセージを思い出させるきっかけとなれば嬉しい限りである。
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